競馬ファンなら一度は当てたい有馬記念とは

競馬ファンに最も人気な有馬記念

日本競馬には、1月から6月の上半期と7月から12月の下半期までの期間に2つの最強を決めるレースがあります。
1月から6月までの最強馬を決めるレースが関西の阪神競馬場で行われる宝塚記念、そして7月から12月の下半期で行われるのが有馬記念なのです。
有馬記念とはどんなレースなのか、元々日本の競馬文化はイギリスの文化が発祥となっておりイギリスを含む欧州の海外のレースは12月はキリストの誕生日と重なるため行われないです。

しかし日本は仏教の国で、12月は年越しの準備となり来年に向けて新しいスタートの準備に入ります。
そのため日本ではまだ12月に入ってもレースがおこなれており、この時期は来年へのレースを見越して各世代のレースが目白押しになっているのです。
そして1955年において転機が訪れます。
それまで古馬最強を決めるレースとしてあった中山競馬場で行われる中山グランプリ、その中山グランプリをもっと盛大に盛り上げるために改革がおこなわれます。

それまでは12月までの獲得賞金が足りていれば必然的に出られるレースだったのを、獲得賞金だけでなくその年の競馬界を魅了した中長距離馬をファン投票で選出して競い合わせるレースにします。
その流れにすることで獲得賞金だけでは出られないという厳しい条件にすることで来年度への新しいスタートへの気分を上げる特別なレースへと昇華したのです。
そして中山グランプリを創設した年度末を盛り上げた有馬頼寧氏の功績をたたえて、1956年から正式に有馬記念へと名前を変え現在に至ります。
それから有馬記念は、その時代を彩る最高峰のレースとして存在します。例えばその年の3歳馬で3冠レースをすべて制覇もしくは一冠を取った馬が、最強の古馬への挑戦と海外へのステップレースとしての役割としての世代交代を告げる場です。

そして2つ目は4歳以上の古馬たちが、その年の活躍を経てその場に立ち自分こそが最強である証明としての場です。
3つ目は5歳以上となり、これまでの力が衰え始め繁殖を考えた時に、最後の力試しとして勝ちに行く記念レースとしての場としてです。
このように有馬記念は時代時代を彩る最高峰のレースとして、その年のスピードだけでは乗り切れないスタミナも持ち合わせている最強馬だけを選出しより高身に立つ馬を選ぶのが有馬記念というレースになのです。
そして今年も夏場を超えて覚醒した馬達や春に活躍した馬達など、12月の有馬記念に向けてすでに準備は進んでいます。